土壌汚染調査GCシステム

平成29年4月の土壌汚染対策法の改正、クロロエチレン、1,4-ジオキサンの測定、に対応できるシステムです。
・ドライパージとバックフラッシュ機能を備えておりませんので、高感度分析をご希望の方は、
 当社の独立型パージ&ユニットをこの310GCに接続してください。
・土壌ガス及び地下水測定機能を備えています。
・自動サンプル吸引ポンプ(オプション)も装備できます。

【仕様】
  • 全ガス系EPC(電子圧力制御)採用
  • クールオンカラム注入口
  • カラムオーブン:室温~400℃
  • PID光イオン化検出器
  • DELCD乾式熱伝導度検出器
  • PeakSimple装置制御/データ処理ソフト

土壌汚染対策法で規制された12成分の揮発性有機塩素系環境汚染物質(VOC)を高精度で測定できます。検出器にはPID(光イオン化)とDELCD(乾式電気伝導度)を搭載し、芳香族類(BTEX)と塩素および臭素化合物を一斉分析できます。試料注入は、土壌ガスあるいはヘッドスペースガスをクールオンカラム法での直接注入が基本です。クロロエチレンは、実試料中では濃度が低く、水などの影響を受けやすいため、定量分析には細心の注意が必要です。オプションでFID(水素炎イオン化)検出器も搭載できますので、油分々析にも対応します。


◆土壌ガス基準 【直接導入法】
 PID  DELCD

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