◆保持時間帯(Retention Window)の設定と変更機能
リテンションタイムの設定と変更がマウスで容易にできます。 |
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設定した保持時間帯は、Retention Windowの中央部分をマウスでドラッグするだけで、左右に移動でき、またRetention
Windowの先端をドラッグすると保持時間帯を伸縮でき、成分の保持時間帯をスクリーン上で容易に変更する事ができます。 |
◆保持時間帯編集機能
設定した保持時間帯の編集はクロマトグラム上で容易にできます。 |
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◆手動ベースライン補正機能 |
・9種類のピーク処理方法が選択できます。 |
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・ 自動ベースライン補正機能で処理したデータの手動修正もできます。 |
例)ゴムバンド…自動処理では不満足なピークの立ち上がり部から終了点にマウスをドラッグするだけで任意のベースラインが引かれ補正できます。 |
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◆ズーム機能 |
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◆時間軸(X軸)の移動機能
ベースラインがマイナス方向にずれたり、マイナス方向に検出されたピークを確認したいときは、時間軸をマウスでドラッグするとY軸の0点が上下に移動します。 |
◆検量線作成機能
標準試料のピークをマウスでクリックするだけで、そのピークの積算値/高さを読み取り検量線を引きます。検量線は1点、多点検量線法など5種類を選択できます。それに基づいてCF値、%RSD値を算出します。無制限の成分数を分析対象成分として登録でき、ディスクに保存し必要に応じて修正できます。 |
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◆自動保持時間帯修正機能
保持時間帯(Retention Window)は、ピークがずれても自動補正します。
初期に溶出される成分の保持時間を基準とし、後ろに溶出される成分の保持時間帯を自動的に補正します。従って、ピーク出現時間が変動してもピークを見失うことがありません。 |
◆クロマトグラム重ね合わせ機能(Overlay)
別個のチャンネルで取り込んだクロマトグラムをスクリーン上で重ね合わせることができ印刷もできます。チャンネル毎にカラーを使用すれば試料成分の検出器特性が明確になり、精度の高い定性ができます。 |
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◆ベースライン補正機能(Subtract)
ブランクのベースラインを使用していないチャンネルに取り込んでおくと、カラムブリードあるいは昇温によるベースラインのドリフトを控除する事ができ、フラットなベースラインのクロマトグラムを得られます。 |
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◆カラー選択機能
クロマトグラムを任意に着色でき、見やすいスクリーンに設定できます。複数の異なる検出器(多チャンネル)から得られたクロマトグラムを重ね合わせる(オーバーレイ)とき、各チャンネルが異なったカラーで表示されますので解析が容易になります。 |
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◆装置制御機能 |
・昇温プログラム機能
カラムオーブンの昇温プログラムは最高400℃まで無制限に多段階昇温できます。最高昇温速度は毎分40℃です。ユーザーが必要とするプログラムは保存でき、必要に応じて読み込み、修正できます。 |
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・イベントプログラム機能
時間で制御される8個までの外部ディバイス(オートサンプラー、切替バルブ等)をシリアルインターフェースに組み込んだリレーによって任意に制御できます。これらのリレーは手動でも自動でも、どのチャンネルでも、いかなる順位でも作動させます。 |
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・電子ガス圧制御(EPC)機能
SRI GCに組み込まれた圧力制御器を電子的に制御し、カラムのヘッド圧を最適に、且つ再現性よく制御できますので、常に一定の分析条件(ガス圧)での分析が可能です。 |
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◆自動データー転送機能
(Dynamic Data Exchange)
得られた分析結果は、自動的にエクセルあるいはMS-ワードに転送させる機能です。逐次転送、及び蓄積されたデータを必要に応じて転送できます。報告書の作成が容易にできます。 |
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8600-1050 PeakSimple 1 CH.
USB Data System Kit, 110V, Model 333
8600-6055 PeakSimple 6 CH. USB Data System Kit,
110V, Model 302
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