水素分析専用ガスクロ(RGD)

    ●SRI 8610C GC本体(8610-6003)
●還元性ガス検出器(RGD)(8690-0009)
●10ポート ガスサンプリングバルブ(8690-0065)
●サンプリングバルブ恒温槽(8690-0088)
●6’×1/8”S.S. モレキュラーシーブ 13X パックドカラム
  (8600-PK3B)

SRI還元性ガス検出器(RGD)は、水素や一酸化炭素その他の還元性ガスを高感度で測定する検出器です。水素に対しては低ppmレベル、一酸化炭素はppbレベルまで検出可能です。8610C GC-RGD には1mLサンプル計量ループ付きの10ポートサンプリングバルブおよび吸着型充填剤モレキュラーシーブ13Xを充填したパックドカラムが標準装備されています。オプションでFID検出器を追加すると更に応用範囲が広がります。
    SRIのRGD検出器は酸化水銀反応管、UVランプ、フローセルおよびフォトダイオードで構成されています。
反応管は260~300℃に、フローセルは170℃に加熱されます。
GCのカラムから一酸化炭素などの還元性ガスが溶出されてくると、酸化水銀と反応を起こし、それが水銀蒸気となってフローセルに入ります。ガス状の水銀はセルを通過するとき、UV光を吸収します。フォトダイオードで測定されるUV光透過率の変化はデーターシステムによって吸光度に変換され出力されます。(単位吸光度あたり1.00V)これは還元性ガス濃度量に比例し、検量線は、直線性となります。
       
     
 




マルチガスアナライザー#1 GCシステム 
マルチガスアナライザー#2 GCシステム 
マルチガスアナライザー#3 GCシステム