土壌ガス採取キット(テクノ式)(特開2004-226326)

キット構成
1.ステンレスワイヤー・・・・2本
2.三方コック・・・・・・・・・・1個
3.ディスポシリンジ・・・・・1本
4.真空箱(プラスティック)・・・1個
5.吸引ポンプ・・・・・・・・1式
6.ガス採取管(テフロン)・・・・10本
7.外気遮蔽栓付保護管・・・・5本
8.ピンチコック・・・・・・・・・10個
9.シリコンチューブ・・・・・10本
土壌ガス採取キット(テクノ式)
使用方法
1.ボーリングバーによる穿孔。(深さ0.8〜1m)
2.開口部に外気遮蔽栓付保護管を埋没する。
3.ステンレスワーヤーを芯としたガス採取管を挿入する。
4.採取管にはゴム製の空気遮蔽栓を取り付ける。
5.一定の深度の位置に採取管をセットしたら、ステンレスワイヤーを引き抜く。
6.採取管上部にシリコンチューブをセットし、ピンチコックで外気を遮断する。
7.この状態で30分間放置する。
8.採取管にセットしたシリコンチューブに、予めシリンジ、真空箱をセットした三方コック を接続する。
9.三方コックを〔採取管→ディスポシリンジ〕の位置にセットし、シリンジで10ml吸引し、地下水の有無を確認すると同時にテフロン管内部空気の置換を行う。
10.三方コックを〔シリンジ→真空箱〕に切り替え、さらに10ml吸引し、テドラーバッグ内と配管内の残存空気を吸引する。
11.三方コックを〔採取管→真空箱〕に切り替え、吸引ポンプで真空箱内部を減圧し、 テドラーバッグにガスを引込む。吸引回数は5〜10回(500ml〜1000ml)の内で 一定とする。
(注意)汚染が検出された地点で使用した採取管は再利用しない。