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テクノインターナショナル株式会社
03-5303-9700
高品質、使い易さ、丈夫さを追求した試料採取機器。理想的なサンプリング器材をお届けする
・・・それが使命と私たちは考えます
会社案内 お問い合わせ 特定商取引の法律に基づく表記
外径1.9cmタイプ (商品番号:1-B-0004) |
外径4.1cmタイプ (商品番号:1-B-0003) |
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水質分析を行うために開発・製造されているベーラー型(水中に投入し、回収するタイプ)の採水器です。
水質分析専用品のため、単に水を採取するための採水器とは「もの」が異なります。
洗浄後に出荷され、かつ100種を超える物質(本ページ最下部参照)についてppbレベルでの不検出(ND)が確認されています。
外形4.1cmタイプ(商品番号:1-B-003)は、PFASフリー(PFASを含まない材質で製作)です。
高品質の水質分析用試料の採水を行うための採水器・サンプラーです。
本製品は安価であることに加え、事前に採水器の洗浄や乾燥の必要がないため、採水にかかる時間・コストを大幅に節約できます。
1本ずつパッキングされており、採水する直前にパッケージを開封し、そのまま採水に使用します。
安価であるにもかかわらず、水の中を静的に下降する設計に加え、おもりを内蔵しているため、早く・スムーズに採水深度まで到達し、効率的な作業を行うことができます。また、構造的にしっかりしているため、安全に採水作業ができる採水器です。
分解することはできません。
採水器が透明ですので、採水時に水試料の懸濁状態・浮遊物質の含有等の状態を目視で確認でき、また写真撮影も可能です。採水目的だけでなく、ガソリンや油などのLNAPLsの層厚や、孔内の懸濁状況などの確認にも適しています。
素材は100%バージン透明PVCです。
外形4.1cmタイプ(商品番号:1-B-003)は、使用材質にPFAS(PFCs、PFAAs、PFSAs、PFCAs、PFOS、PFOA)を含まない材質を使用し、製造されています。
事前準備・現場採水の一連の作業性を踏まえ、使い捨て・ディスポーザブルとしてもご利用いただけるベーラーです。
またこのベーラータイプの採水器は、井戸や観測井用の採水器(井戸用採水器・地下水採水器)、ボーリング孔用の地下水サンプラーとして知られていますが、河川水や湖沼水の採水にも使え、高い品質の水試料を得ることができるものです。
さらに昨今問題となっている地下水中のPFASや放射性物質の測定においても、この採水器を使い捨てのベーラーとしてご利用いただくことで、最適な採水・測定が可能です。
採水器は分析を行う水質項目によって適切な材質のものを選ぶ必要があります。選択方法に関しては弊社技術資料「採水器の選び方(水質から見た適切な材質について)」をご覧下さい。
本製品は、量を多く、長い採水区間長から揚水できるように、全長が90cmと長く、かつ最もリーズナブルにご利用いただけるベーラーです。
・多くの揚水量を確保したい場合に最適です。
・採水前に行う予備揚水(3〜5倍容量の揚水)を行うためのベーラーとして最適です。
・LNAPLsの厚さ調査(水面に浮上している状態をそのまま採水し、ベーラー外側から層厚測定可能)に、また同様にDNAPLsの調査にも、最適なベーラーです。
なおLNAPLsの厚さ調査に関しては、このページ最下段にも技術情報を載せていますので、ご参照ください。
・深度別採水を行う場合には、上部に弁のあるタイプ(透明PVC製(No.1-B-0002)、またはポリエチレン製(No.1-B-0001))をご利用下さい。
本製品は、水質分析用採水器として設計・製造されており、素材・構造に以下の特徴があります。
自信を持って、お客様にご提供いたします。
このほか、ベーラー先端の口元は、以下の2点により、砂が詰まりにくく、また仮に詰まったとしても洗浄しやすくなっています。
1) おもりが固定され(動かない)ているため、口元とのクリアランスが確保され、バルブのボールが自由に動く空間が大きいこと
2) 添付されている分取チューブが、採水器内部まで挿入することが可能なため、仮に詰まったとしても洗浄しやすい
各ベーラーに添付している分取パイプをベーラー下部に挿入しています |
採水したベーラー内部の水試料は、2つの方法で容易に分取できます。一つ目の方法は、ベーラーと同一パッケージに同封されている分取パイプを使い、ベーラー下部から採水する方法、二つ目はベーラーを傾けながら、ベーラー上部から、分取する方法です。分取パイプは、ベーラー下部に差し込むことにより、弁となっているボールを押し上げ、内部の水がでてきます。傾けて上部から採水する場合でも、最下部におもり(約50グラム)が内蔵されているため、ボールが上部の開口部まで移動しないことから、楽に分取できるようになっています。 なお採水目的がVOCs等の分析で、曝気させないで分取する場合は、本製品の下部に接続するVOC用コックをお使い下さい。 |
価格:
透明PVC製ベーラー:外径1.9cmタイプ 価格は一覧表をご覧下さい 商品番号:1-B-0004(24本入り)
透明PVC製ベーラー:外径4.1cmタイプ 価格は一覧表をご覧下さい 商品番号:1-B-0003(24本入り)
一括大量購入専用割引あります。お気軽にお問い合わせください。
この製品のご注文またはお問い合わせは当社まで
«現場における採水の開始手順»
1.採水直前にベーラー上部を開封します。 | 2.ベーラー上部を封より少し外へ出します。 | 3.上部をロープに接続します。まだベーラーを袋から出さないで下さい。弊社ロープご使用の場合、、接続後、ナスカン(留め金)のロックを確認してください。 | 4.ベーラーを直接手で触らないようにしながら封から出し、井戸へ投入します。 同封されている分取コック(小さなパイプ)は、そのまま封の中に入れておきます。ベーラー回収後、袋から取り出して使用します。 |
規格やメーカー | 呼び方 | 外径±許容差 (mm) |
肉厚+許容差 (mm) |
内径 (mm) |
規格等 | 備考 |
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硬質ポリ塩化ビニル管VP, HIVP(耐衝撃性) (肉厚管) |
25 | 32(±0.2) | 3.1(+0.8) | 25 | JIS K 6742 | − |
30 | 38(±0.2) | 3.1(+0.8) | 31 | JIS K 6742 | − | |
40 | 48(±0.2) | 3.6(+0.8) | 40 | JIS K 6741 | − | |
50 | 60(±0.2) | 4.1(+0.8) | 51 | JIS K 6741 | − | |
65 | 76(±0.3) | 4.1(+0.8) | 67 | JIS K 6741 | − | |
(有)いどや 井戸用PVCパイプ |
25シリーズ | 32 | 3.5 | 25 | − | − |
40シリーズ | 48 | 4 | 40 | − | − | |
50シリーズ | 60 | 4.5 | 51 | − | − | |
65シリーズ | 76 | 4.5 | 67 | − | − |
«スクリーン深度が不明の場合のスクリーン深度調査方法»
井戸管が電気を通さない材質の場合、簡易な電気検層を行うことでスクリーンの深度を簡単に把握できます。
電気を通す管の場合、孔内を観測するカメラ(横方向の撮影ができるもの)で確認をします。もちろん、映像で確認するだけですので、電気を通さない井戸管でも使用可能です。
地質調査の会社や土木に強い建設コンサルタントでこれらの機器を保有していることが多く、これらの会社により、これらの機器を用いて、スクリーン深度の調査がごく普通に行われています。これらの機器は、主に地質調査等の会社向けに機器をレンタルしている会社もあります。
いずれの機器であっても簡便に調査をすることは可能ですが、電気検層の場合は、機器の取り扱いとは別に、遠電極の配置など機材の設定に一定の知識が必要なため、未経験者には難しいかもしれません。
«本製品において実施されている品質確認の項目»
本製品は、毎日パッケージ前の製品をランダムに抜き出し、下記全ての項目(RCRA Priority I Pollutants)について分析を行い、これらの全項目についてppbレベルで不検出であることを確認しています。
物質名 | 和名 | 地下水 環境 基準※1 |
土壌 環境 基準※2 |
物質名 | 和名 | 地下水 環境 基準※1 |
土壌 環境 基準※2 |
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001 Acenaphthene | アセナフテン | 064 Butyl benzyl phthalate | フタル酸ベンジルブチル | ||||
002 Acrolein | アクロレイン | 065 Di-N-Butyl Phthalate | フタル酸ジ-n-ブチル | ||||
003 Acrylonitrile | アクリロニトリル | 066 Di-n-octyl phthalate | フタル酸ジ-n-オクチル | ||||
004 Benzene | ベンゼン | √ | √ | 067 Diethyl Phthalate | フタル酸ジエチル | ||
005 Benzidine | ベンジジン | 068 Dimethyl phthalate | フタル酸ジメチル | ||||
006 Carbon tetrachloride (tetrachloromethane) | 四塩化炭素, テトラクロロメタン | √ | √ | 069 1,2-benzanthracene (benzo(a) anthracene) | ベンゾ[a]アントラセン | ||
007 Chlorobenzene | クロロベンゼン | 070 Benzo(a)pyrene (3,4-benzo-pyrene) | ベンゾ[a]ピレン | ||||
008 1,2,4-trichlorobenzene | 1,2,4-トリクロロベンゼン | 071 3,4-Benzofluoranthene (benzo(b) fluoranthene) | ベンゾ[b]フルオランテン | ||||
009 Hexachlorobenzene | ヘキサクロロベンゼン | 072 11,12-benzofluoranthene (benzo(b) fluoranthene) | ベンゾ[k]フルオランテン | ||||
010 1,2-dichloroethane | 1,2-ジクロロエタン | √ | √ | 073 Chrysene | クリセン | ||
011 1,1,1-trichloroethane | 1,1,1-トリクロロエタン | √ | √ | 074 Acenaphthylene | アセナフチレン | ||
012 Hexachloroethane | ヘキサクロロエタン | 075 Anthracene | アントラセン | ||||
013 1,1-dichloroethane | 1,1-ジクロロエタン | 076 1,12-benzoperylene (benzo(ghi) perylene) | ベンゾ[ghi]ペリレン | ||||
014 1,1,2-trichloroethane | 1,1,2-トリクロロエタン | √ | √ | 077 Fluorene | フルオレン | ||
015 1,1,2,2-tetrachloroethane | 1,1,2,2-テトラクロロエタン | 078 Phenanthrene | フェナントレン | ||||
016 Chloroethane | クロロエタン, 塩化エチル | 079 1,2,5,6-dibenzanthracene (dibenzo(,h) anthracene) | ジベンゾ[a,h]アントラセン | ||||
017 Bis(2-chloroethyl) ether | ビス(2-クロロエチル)エーテル, 2,2'-ジクロロエチルエーテル, 2,2'-ジクロロジエチルエーテル | 080 Indeno (,1,2,3-cd) pyrene (2,3-o-pheynylene pyrene) | インデノ[1,2,3-cd]ピレン | ||||
018 2-chloroethyl vinyl ether (mixed) | 2-クロロエチルビニルエーテル | 081 Pyrene | ピレン | ||||
019 2-chloronaphthalene | 2-クロロナフタレン | 082 Tetrachloroethylene | テトラクロロエチレン | √ | √ | ||
020 2,4,6-trichlorophenol | 2,4,6-トリクロロフェノール | 083 Toluene | トルエン | ||||
021 Parachlorometa cresol | パラクロロメタクレゾール | 084 Trichloroethylene | トリクロロエチレン | √ | √ | ||
022 Chloroform (trichloromethane) | クロロホルム, トリクロロメタン | 085 Vinyl chloride (chloroethylene) | 塩化ビニル | √ | |||
023 2-chlorophenol | 2-クロロフェノール | 086 Aldrin | アルドリン | ||||
024 1,2-dichlorobenzene | 1,2-ジクロロベンゼン | 087 Dieldrin | ディルドリン | ||||
025 1,3-dichlorobenzene | 1,3-ジクロロベンゼン | 088 Chlordane (technical mixture and metabolites) | クロルデン | ||||
026 1,4-dichlorobenzene | 1,4-ジクロロベンゼン | 089 4,4-DDT | DDT, ジクロロジフェニルトリクロロエタン | ||||
027 3,3-dichlorobenzidine | 3,3-ジクロロベンゼン | 090 4,4-DDE (p,p-DDX) | p,p'-DDE, 1,1-Dichloro-2,2-bis(4-chlorophenyl)ethene | ||||
028 1,1-dichloroethylene | 1,1-ジクロロエチレン | √ | √ | 091 4,4-DDD (p,p-TDE) | p,p'-DDD, ジクロロジフェニルジクロロエタン | ||
029 1,2-trans-dichloroethylene | 1,2-トランス-ジクロロエチレン | 092 Alpha-endosulfan | アルファ-エンドスルファン | ||||
030 2,4-dichlorophenol | 2,4-ジクロロフェノール | 093 Beta-endosulfan | ベータ-エンドスルファン | ||||
031 1,2-dichloropropane | 1,2-ジクロロフェノール | 094 Endosulfan sulfate | エンドスルファンスルファート | ||||
032 1,2-dichloropropylene (1,3-dichloropropene) | 1,2-ジクロロプロピレン, 1,3-ジクロロプロペン | √ | √ | 095 Endrin | エンドリン | ||
033 2,4-dimethylphenol | 2,4-ジメチルフェノール | 096 Endrin aldehyde | エンドリンアルデヒド | ||||
034 2,4-dinitrotoluene | 2,4-ジニトロトルエン | 097 Heptachlor | ヘプタクロル | ||||
035 2,6-dinitrotoluene | 2,6-ジニトロトルエン | 098 Heptachlor epoxide (BHC-hexachlorocyclohexane) | ヘプタクロルエポキシド | ||||
036 1,2-diphenylhydrazine | 1,2-ジフェニルヒドラジン | 099 Alpha-BHC | α‐HCH, α-ヘキサクロロシクロヘキサン, α-ベンゼンヘキサクロリド | ||||
037 Ethylbenzene | エチルベンゼン | 100 Beta-BHC | β‐HCH, β-ヘキサクロロシクロヘキサン, β-ベンゼンヘキサクロリド | ||||
038 Fluoranthene | フルオランテン, 1,2-ベンゾアセナフテン | 101 Gamma-BHC (lindane) | γ‐HCH, γ-ヘキサクロロシクロヘキサン, γ-ベンゼンヘキサクロリド, リンデン | ||||
039 4-chlorophenyl phenyl ether | 4-クロロジフェニルエーテル | 102 Delta-BHC (PCB-polychlorinated biphenyls) | δ-HCH, δ-ヘキサクロロシクロヘキサン, δ-ベンゼンヘキサクロリド, ポリ塩化ビフェニル | ||||
040 4-bromophenyl phenyl ether | 4-ブロモジフェニルエーテル | 103 PCB–1242 (Arochlor 1242) | PCB-1242, アロクロール1242 | ||||
041 Bis(2-chloroisopropyl) ether | ビス(2-クロルイソプロピル)エーテル | 104 PCB–1254 (Arochlor 1254) | PCB-1254, アロクロール1254 | ||||
042 Bis(2-chloroethoxy) methane | ビス(2‐クロロエトキシ)メタン | 105 PCB–1221 (Arochlor 1221) | PCB-1221, アロクロール1221 | ||||
043 Methylene chloride (dichloromethane) | ジクロロメタン | √ | √ | 106 PCB–1232 (Arochlor 1232) | PCB-1232, アロクロール1232 | ||
044 Methyl chloride (dichloromethane) | 塩化メチル, クロロメチル | 107 PCB–1248 (Arochlor 1248) | PCB-1248, アロクロール1248 | ||||
045 Methyl bromide (bromomethane) | 臭化メチル | 108 PCB–1260 (Arochlor 1260) | PCB-1260, アロクロール1260 | ||||
046 Bromoform (tribromomethane) | ブロモホルム | 109 PCB–1016 (Arochlor 1016) | PCB-1016, アロクロール1016 | ||||
047 Dichlorobromomethane | ブロモジクロロメタン | 110 Toxaphene | トキサフェン | ||||
048 Chlorodibromomethane | ジブロモクロロメタン | 111 Antimony | アンチモン | ||||
049 Hexachlorobutadiene | ヘキサクロロブタジエン, ヘキサクロロ‐1,3‐ブタジエン | 112 Arsenic | ひ素 | √ | √ | ||
050 Hexachloromyclopentadiene | ヘキサクロロシクロペンタジエン | 113 Asbestos | アスベスト | ||||
051 Isophorone | イソホロン | 114 Beryllium | ベリリウム | ||||
052 Naphthalene | ナフタレン | 115 Cadmium | カドミウム | √ | √ | ||
053 Nitrobenzene | ニトロベンゼン | 116 Chromium | クロム | √ (六価クロム) |
√ (六価クロム) |
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054 2-nitrophenol | 2‐ニトロフェノール | 117 Copper | 銅 | √ | |||
055 4-nitrophenol | 4‐ニトロフェノール | 118 Cyanide, Total | 全シアン | √ | √ | ||
056 2,4-dinitrophenol | 2,4-ジニトロフェノール | 119 Lead | 鉛 | √ | √ | ||
057 4,6-dinitro-o-cresol | 2‐メチル‐4,6‐ジニトロフェノール, ジニトロクレゾール | 120 Mercury | 水銀 | √ | √ | ||
058 N-nitrosodimethylamine | ジメチルニトロソアミン | 121 Nickel | ニッケル | ||||
059 N-nitrosodiphenylamine | N-ニトロソジフェニルアミン | 122 Selenium | セレン | √ | √ | ||
060 N-nitrosodi-n-propylamin | ジ-n-プロピルニトロソアミン | 123 Silver | 銀 | ||||
061 Pentachlorophenol | ペンタクロロフェノール | 124 Thallium | タリウム | ||||
062 Phenol | フェノール | 125 Zinc | 亜鉛 | ||||
063 Bis(2-ethylhexyl) phthalate | フタル酸ジオクチル, フタル酸ビス(2-エチルヘキシル) | 126 2,3,7,8-tetrachloro-dibenzo-p-dioxin (TCDD) | 2,3,7,8-T4CDD, 2,3,7,8-四塩化ジベンゾパラジオキシン |
更新日:2023年9月25日
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