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ブラントン・ジオライトコンパス(Brunton® GEO™ Lite Transit)

地質踏査用クリノメーター・クリノコンパス

テクノインターナショナル株式会社
 03-5303-9700

高品質、使い易さ、丈夫さを追求した試料採取機器。理想的な調査・サンプリング器材をお届けする
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ブラントンコンパス(ジオライト)クリノメーターを手に持っているところ ブラントンコンパス(ジオライト)クリノメーターの蓋を閉じて手に持っているところ
ブラントンコンパス(ジオライト)クリノメーターにはネックストラップが付属しています ジオライトコンパス(クリノメーター)を胸ポケットに入れて使っているところです ブラントンコンパス(ジオライト)と一般的なクリノメーターとの比較 (金属製クリノメータは本製品に付属しません。)
ブラントンコンパス(ジオライト)クリノメーター:外観図 ブラントンコンパス(ジオライト)クリノメーター:正面図 ブラントンコンパス(ジオライト)クリノメーター:コンパス部分 (下段の図はクリックで拡大図が開きます。)

 地質踏査・現場調査に必須の、クリノメーター(地層の走向・傾斜を測定するための調査工具)です。
 従来のブラントンコンパス(Brunton® Geo Transit)の精度をそのままに、より小型・軽量化されたモデルです。
 地質踏査専用に、造られているものです。
 オリエンテーリング用コンパスを転用しているものとは違い、専用品として設計・製造されているものです。

 形状は、ベースプレート型のコンパス(透明樹脂板の上に方位磁石と角度計測器が載っているもの)です。
 磁針は、オイル封入により揺れが少なく、かつ、ネオジム磁石で造られているため、素早く、安定した精度の良い方位の測定が可能です。
 また、軽いため容易に保持ができ、フィールドの地質屋にとって最適なモデルです。

上の写真で比較している金属製クリノメータの重さは約250グラムで、このジオライトコンパスは約70グラムです。
本製品は軽く小さいことから、従来の金属製のもののように、クリノメーターを腰のベルトに装着する必要が無いご利用が、可能となります。
ヒンジ中央部に、首などから下げて吊して持ち運びができる紐が付いています。
首に掛けた紐と、胸ポケット等に収納することで、植物密生地での紛失や、誤って落下させることなく御利用いただくことができます。
磁針部分はオイル封入されているため、仮に水へ落としてしまったとしても、コンパスの部分に水が入ることはなく、そのまま踏査を継続することができます。
従来の地質調査用クリノメーターとは異なり、ガラスが使われておりませんので、落下等くらいの衝撃では壊れる心配はありません。ただし、樹脂製ですので傷が付く恐れはあります。

 初心者にも使いやすく、地質学を学ぶ学生から、踏査のプロフェッショナルまで、地質屋(Geologist)の皆様にお薦めできるモデルとなっています。

 方位表示にはEWの表示はなく、走向(方位)は、360度(表示は反時計回りに数値が増加する地質調査用の直読式)で読み取ります。このため、東西を読み間違えることが無いほか、GISソフト等へ、読み取った数値をそのまま入力することができます。
 また、磁針はふらつくことがなく、安定した状態で北を示し、走向(方位)を素早く読み取ることが可能です。

 このジオライトは、地質調査用のコンパス(クリノメーター)ですので、方位を正確に読みとることができるように、オリエンテーリング用のコンパスとは違い、磁針の先端が細くなっており、その直下に方位が書かれています。

 蓋と本体(ベースプレート)のヒンジ部には、開いた角度を計測できる分度器が、左右の両側に付いています(閉じた状態と、開いた状態で0度を示します。)。
 これにより、蓋を利用して線構造(リニエーション)の測定ができるものとなっています。

 本器には、地層の走向・傾斜の測定機能以外に、以下の機能を内蔵しています。
  ・水準器
  ・左右2カ所のヒンジ部端(蓋と本体のベースプレートの接続部の端)に分度器:水平0度、垂直90度、5度刻み
  ・本体を覆う蓋:ガラス繊維入りナイロン製で、長期にわたりコンパスを保護します
  ・正確な方位測定をするための鏡(蓋の内側に内蔵、中心線入り)
  ・簡易的に地図の拡大ができるレンズ
  ・ベースプレートに分度器:走向を地図上にプロットするのに役立ちます。コンパスの中心部がこの分度器の中心です。コンパス中心点の周囲に十字の線が描かれていますので、地図上で測定した地点の把握ができます。

 偏角の表示補正も簡単に、工具無しで設定できます。
 この機能は、偏角の補正用の機能ですが、360度自由に設定できますので、コンパスの0度表示を、測定者が使いやすい方向に合わせるためにも使うことができます。すなわち、コンパスの0度表示を、ベースプレートの長軸方向のどちら側でも、必要があれば短軸方向にでも、変更することができます。
 国内で利用されている2つ折りタイプの鏡付きクリノメーターの場合、鏡側(ヒンジ側)がS極、その反対側にN極と印字されており、動かすことはできません。このジオライトコンパスは、文字盤を自由に360度動かすことができます。
 この方向角の文字盤を動かす機能は、容易に回転しないように固くなっていますので、通常の作業時において変動することが無いように造られています。
 なお、方向角の表示を任意の角度に回転させたとしても、傾斜角を測定する際に使用するコンパス内部の角度表示は、本体自体に固定されていますので、動きません。よって、正確に傾斜の測定を行うことができます。

« 偏角補正の操作方法 »
 1)コンパスの中心部分に対し、表側は親指で、裏側は人差し指(裏側には、コンパスの中心部分に小さな突起がありますので、ここを人差し指で抑える)で、強く挟みます。
 2)2つの指で挟んで掴んだコンパス部分のみを、ゆっくりと回転させることで、表示されている方向角を、360度自由に回転させることができます。(コンパスの周りの黒いリングは使用しません。このリングは固定されています。)

価格: 価格表へ 価格は一覧表をご覧下さい  商品番号:12-CM-0005(1個)

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更新日:2022年8月28日

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