井戸用水位計
丸ロープで孔壁に張り付きにくく使いやすい水位計
テクノインターナショナル株式会社
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高品質、使い易さ、丈夫さを追求した試料採取機器。理想的なサンプリング器材をお届けする
・・・それが使命と私たちは考えます
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井戸内の孔壁に張り付きにくい丸ケーブルタイプの水位計です。印字されている目盛りは1cm(1m毎に赤数字)。
測定ケーブル内にはステンレスワイヤーが通っており、よほど無理な力を加えない限り簡単には切れません。
またケーブル内に電線が2本通っているので、アースの必要はありません。
リールはABSとSSパイプで錆びにくく、かつ軽く持ち運びが容易です。
水位の検出の方法や水温の測定など、5種類の水位計があります。
- TYPE1:水位を電子音によって知らせるタイプ
- TYPE2:水位を電子音と赤色ランプ点灯によって知らせるタイプ «当社お薦めタイプ»
- 音の聞き取りにくい調査地点(騒音など)でも水位を判断できます。また万が一ブザーが故障しても、LEDで確認でき安心です
- TYPE3:水位を電子音と赤色ランプ点灯によって知らせ、水温をデジタル表示するタイプ
- 温度計表示範囲:摂氏0〜100度(表示は99.9度まで)、温度計精度:±1〜2度(摂氏10〜40度)±2〜3度(摂氏−19.5〜10度/40度〜99.9度)
- 使用温度範囲:使用に耐える温度は、摂氏80度まで。ただし、摂氏80度では20秒以下を厳守。摂氏50度の場合は、15分までです。ロープや表示が溶けたり、ケーブル内部の電線が劣化し温度表示が使用できなくなります。
- TYPE4深井戸用:水位を電子音によって知らせるタイプ(金属製リールケース仕様)
- WLT:精密温度計付、水位を電子音と赤色ランプ点灯によって知らせ、水温をデジタル表示するタイプ(メーカー出荷停止中)
2種類のセンサーがあります。
- Aセンサー:直径20mm、長さ100mm、重さ約160g(写真・上)
- Bセンサー:直径13mm、長さ135mm、重さ約100g «当社お薦めタイプ»
- 丸ケーブルのため孔壁に張り付きにくく、軽く細いBタイプでも水面計測ができるように設計されています。またAセンサーの方が、取り扱いに便利です。
- なお井戸の孔底水深を計測する場合は、重いAセンサーの方が孔底に沈殿した浮泥への着底状況がより良くわかります。
ケーブル長はTYPE1, TYPE2, TYPE3では、30m, 50m, 100mの3種類があります。
深井戸用のTYPE4のケーブル長は、150m, 200m, 300m, 400mがあります。このTYPE4はつなぎ目がなく、1本のケーブルです。
- 水位計:仕様
- 測定ケーブル内部にSSワイヤーが入っており断線しにくい(耐荷重は約15kg)
- 測定ケーブル目盛仕様:1cm
- 電源:006P(9V)1本(通常の使用(週1回程度)であれば、約3カ月間の使用が可能)
- ケース材質:ABS樹脂、SS
- センサー材質:SS
価格: 価格は一覧表をご覧下さい 商品番号:7-EQ-0002
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当製品にかかる関連情報
- «大きさと重さ»
- TYPE1:水位を電子音によって知らせるタイプ
- 30m:190mm(W)×260mm(H)×150mm(D) 重量:約1.6kg
- 50m:190mm(W)×260mm(H)×150mm(D) 重量:約1.8kg
- 100m:190mm(W)×260mm(H)×170mm(D) 重量:約2.6kg
- TYPE2:水位を電子音と赤色ランプ点灯によって知らせるタイプ
- 30m:190mm(W)×260mm(H)×150mm(D) 重量:約1.6kg
- 50m:190mm(W)×260mm(H)×150mm(D) 重量:約1.8kg
- 100m:190mm(W)×260mm(H)×170mm(D) 重量:約2.6kg
- TYPE3:水位を電子音と赤色ランプ点灯によって知らせ、水温をデジタル表示するタイプ
- 30m:190mm(W)×260mm(H)×150mm(D) 重量:約1.6kg
- 50m:190mm(W)×260mm(H)×150mm(D) 重量:約1.8kg
- 100m:190mm(W)×260mm(H)×170mm(D) 重量:約2.6kg
- TYPE4深井戸用:水位を電子音によって知らせるタイプ(金属製リールケース仕様)
- 150m:250mm(W)×320mm(H)×190mm(D) 重量:約4.0kg
- 200m:250mm(W)×320mm(H)×190mm(D) 重量:約4.7kg
- 300m:250mm(W)×320mm(H)×210mm(D) 重量:約6.3kg
- 400m:290mm(W)×370mm(H)×320mm(D) 重量:約8.7kg
- WLT:精密温度計付、水位を電子音と赤色ランプ点灯によって知らせ、水温をデジタル表示するタイプ(メーカー出荷停止中)
- «水位計の洗浄方法»
- 油分や細菌等のない、一般的な洗浄の場合
- 測定ロープをすべてリールから出して、0.1〜2%の実験器具用無リン洗剤(Liquinoxなど)を使って、ブラシなどで洗浄します。
- 水道水で洗剤を洗い流した後、脱イオン水ですすぎ、十分に乾燥させ、リールに巻いて保管します。
- 油が付着している場合
- 実験器具用無リン洗剤を適切な濃度(Liquinoxの場合は10%)で用意します。
- ブラシなどで油を洗い落とします。
- もしそれでも落ちない様でしたら、エタノールやメタノール、アセトンなどで拭き取ります。なおテープに書かれている文字(印字)が消える恐れがあります。またこれらの薬品を使用する場合、適切に管理された状態で行ってください。
- 水道水で洗剤を洗い流した後、脱イオン水ですすぎ、十分に乾燥させ、リールに巻いて保管します。
- 人の糞便性大腸菌類や家畜などの糞尿を含む場合
- 上記に書かれた洗剤による洗浄は事前に行っているものとします。
- 50ppmの次亜塩素酸ナトリウム水溶液、またはエタノール、メタノールを用意します。薬品によっては、テープの材質を痛めたり、印字が落ちる場合がありますので、事前確認をお薦めします。
- これらの溶液でテープを拭きます。
- 引用文献
- USGS - National Field Manual for the Collection of Water-Quality Data (TWRI Book 9), ″Chapter A3. Cleaning of Equipment for Water Sampling -Version 2.0 ″, April 2004
- 50ppmの次亜塩素酸ナトリウム水溶液を作る方法
- 日本国内で販売されている消毒薬と言われている同製品は有効塩素量が約6%です。はじめにこれを20倍希釈した3,000ppmの溶液を作成します。すなわち、ペットボトルのキャップ1杯の原液に、同ヤップ19杯の水で薄めてやります。この溶液は、キャップ付きの容器に入れて、強く蓋をしても、1週間程度しかもちませんので、必要に応じて作成してください。
- 次に1.5Lの50ppmの溶液を作成します。1.5Lのペットボトルであれば、容器に25mLこれを入れ、水を加えて1.5Lにすれば50ppmになります。
- 訳者注)飲料水の消毒では1%以下の濃度を用いますが、効果が現れるまでに時間がかかります。このUSGSのマニュアルでは、濃度を高くして、早く効果が出ることを期待して50ppmにしているのではないかと思います。
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